大手企業とのM&Aで経営が安定。譲渡企業への事業承継で後継者問題も解消。

大手企業とのM&Aで経営が安定。譲渡企業への事業承継で後継者問題も解消。

譲渡企業

事業内容

SES

売上高

100百万円

営業利益

-1.8百万円

譲受企業

事業内容

受託開発、SES

上場区分

ジャスダック

譲渡金額

32百万円

M&A実行の背景

不安定な経営、若手人材の採用力不足が課題として挙がっていた

譲渡企業はWebアプリケーションの設計や開発、運用・保守などを行う企業でございます。過去の損失を立て直す事ができず、経営の安定性に大きな課題を感じていました。また、従業員の離職率は低いものの若手採用に苦戦していた事や、オーナー様の後継者が親族にも社内にもいない事が課題に挙がっていました。
その為、ブランド力や信用力の高い大手企業とのM&Aを決断。「①経営が安定化できる事」「②若手採用を強化できる事」を要件に、弊社でM&Aを進めていきました。

M&A実行後の成果

売上・利益ともに増収増益を実現

M&A実行前は経営面に課題がありましたが、譲受企業とクライアントを共有し、高い営業力を活用する事で、商流改善を実現しました。譲渡企業に在籍しているエンジニアは経験豊富な方が多く、商流を改善する事で単価の向上を実現し、結果として売上・利益ともに増収増益に繋げる事ができております。

事業承継する事で後継者不在問題を解消

上場企業に株式譲渡し、実務面を取締役に引き継ぐ事で、承継問題を解決する事ができました。元代表は顧問として当該企業に携わる事で、スムーズに承継を進める事ができております。

若手人材の採用力向上

譲受企業はエンジニアの新卒採用に非常に力を入れており、その高い採用力が強みでした。譲渡企業はグループ会社として参画したあと、その人事・社内制度を踏襲する事で、若手人材の採用強化を進めております。

M&A成約のポイント

譲渡企業の高い技術力を前面に押し出し、成約へと導いた

譲渡企業は、債務超過に陥っていたものの、高い技術力を持った従業員様が多く在籍していました。今回のM&Aを進める際は、その魅力にスポットライトを当てて譲受先を選定。その技術力を評価できる譲受企業とのマッチングに成功し、スムーズに譲渡を進められました。

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