譲渡企業のノウハウや顧客基盤の共有により売上が増大。業界トップ企業にまで成長。
譲渡企業
事業内容
人材会社向け業務支援システム開発
売上高
225百万円
営業利益
56百万円
譲受企業
事業内容
マーケティング支援、Webメディア
上場区分
東証一部
譲渡金額
751百万円
M&A実行の背景
顧客増大と収益向上を目指しM&Aを検討
譲渡企業は人材派遣会社向けのASPサービスを展開しており、そのサービスは国内TOP5に入るほどの導入企業数を誇る優良サービスでした。ただ、上場を目指していたものの、自社単体で事業拡大を続けていく事に限界を感じ、M&Aを視野に。 一方、譲受企業は譲渡企業の競合にあたるASPサービスを展開。業界シェア2位のサービスを展開していましたが、業界1位への壁は高く、市場シェア拡大に苦戦しておりました。そこで、顧客社数の増加や商品ラインアップの拡充を目指し、親和性の高い事業のM&Aを検討する事となりました。
M&A実行後の成果
譲渡企業のノウハウを吸収し売上が増大
譲渡企業はM&A実行後、譲受企業のマーケティングノウハウや営業リソースを活用し、売上を伸ばしております。更に、譲受企業の顧客基盤を活用する事で、自社プロダクトの拡販に成功しました。また、上場企業傘下に入り、これまでにないプロジェクトに取り組む機会が生まれた事で、従業員様のエンゲージメントの向上や、新たなキャリア創出にも繋がっております。
優良サービスを保有する譲渡企業とのM&Aにより、業界トップの地位を確立
譲受企業はM&Aによって、業界TOPの地位を確立。現在は、グループ子会社との協業により、更なる収益拡大や子会社上場に向けて事業拡大を推進しております。
M&A成約のポイント
成功の決め手は、経営戦略や事業価値への深い理解
無形サービスを取り扱っている企業のM&Aは、ビジネスモデルや事業価値を正しく理解する事が重要です。弊社では各領域専門のコンサルタントが在籍しており、経営戦略や事業価値を深く理解する事で、売り手・買い手の双方の課題を的確に捉える事が可能です。その為、事業親和性がもっとも高い企業を選定・アプローチでき、一般的なM&Aの相場とは掛け離れた金額での成約も実現しております。