大手グループ傘下に入った事で、案件の受注が安定化。自社プロダクトの売上も向上。
譲渡企業
事業内容
Web制作
売上高
205百万円
営業利益
25百万円
譲受企業
事業内容
採用支援
上場区分
東証一部
譲渡金額
130百万円
M&A実行の背景
受託開発から自社プロダクト開発に進出する為に、M&Aを視野に
譲渡企業はWeb制作やフロントエンド開発を主業としておりました。 社長は労働集約型のビジネスモデルから脱却したいという強い思いがあり、社内でソフトウェア製品の開発に試行錯誤するものの、サービスを一から成長させる事に課題を感じていました。未上場企業の場合、自社プロダクトを開発しても強固な顧客基盤や高い営業力などがなければ、製品を上手く拡販する事はなかなかできません。
これらの課題を解決する為、M&Aへ踏み切る事となりました。
M&A実行後の成果
グループ傘下に入る事で、安定的に案件の受注が可能に
M&A実行前、営業活動は社長が自ら行っており、社長の人脈や営業手腕に依るところが大きかった為、案件の受注は非常に不安定な状況でした。大手事業会社の傘下に入ったあとはグループ内の案件を引き受ける事で、安定的に案件受注ができております。
自社開発のソフトウェア商品の拡販
グループ会社の顧客基盤を活用し、自社で開発していたソフトウェア製品を一気に拡販する事が可能となりました。また、それだけでなく親会社のマーケティングノウハウを活用し、製品の売上を伸ばす事にも成功しております。
また、安定的な案件受注が可能になった事で、自社サービスに人的リソースを投下する事ができ、製品の質の向上にも繋がりました。
M&A成約のポイント
IT業界における知見と高い信用力を活かし、譲渡企業の課題を解決
レバレジーズグループでは「レバテック」を始め、15年以上IT業界でサービスを展開してきた実績がある為、競合他社と比較してITリテラシーや業界への理解度が高く、クライアント基盤も充実しております。その為、システムエンジニアの技術力を適切に評価し、ニーズのある企業をピンポイントでご紹介する事が可能です。今回のケースでも、レバテックで培ったデータベースや情報網を活かし、譲渡企業の課題解決ができる買い主を選定し、M&Aを実現させる事ができました。